<年頭会見>山口英彰・水産庁長官/改革は一人ひとり意識を

2020年1月7日

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 水産庁の山口英彰長官は6日、水産庁記者クラブで年頭会見を開き、12月までに施行される改正漁業法をはじめとした水産改革が実践段階に入ることに触れ、「漁業者一人ひとりが意識をもってもらう努力をする。特に資源管理では『好循環』をつくるスタート台とする」と今年の展望を示した。

 発言要旨は次の通りとなっている。

 一、今年は改正漁業法が施行される。特に新たな資源管理システムを導入することが重要。新システムの導入で獲る量を我慢してもらうケースもあるが、将来的に水産資源を増やして漁業者の所得も増やす「好循環」をつくるスタート台になる。漁業者の理解を得ながら導入を進めたい。[....]