気仙沼アサヤのカタログがBtoB広告賞「金賞」

2018年7月10日

廣野社長(中央)とトロフィーを持つ廣野専務(左)、写真を撮った藤野常務

漁業資材販売のアサヤ?(気仙沼市、廣野浩社長)が制作した「江戸時代から続く漁具屋と漁師の物語。」が「2018日本BtoB広告賞」(日本BtoB広告協会主催)の企業カタログ部門で最高賞の金賞を受賞した。169年続く漁業者と同社の「海が鍛えた信頼関係」をつづり、海と人とのつながりを改めて問い直すメッセージと高く評価された。
 「地球の裏側でマグロを追う漁師がいる」で始まり、沖で網を戻す手掛かりを探し、浜で漁具を調整し、船の塗装をミクロン単位で仕上げる「営業担当・職人がいる会社」と書き出す巻頭文。「大西洋・カナリア諸島で機器トラブル」との連絡に直ちに応えた漁船部門、「東日本大震災後、ホタテ養殖を決断した」漁業者を支えた養殖部門、がある?などと会社組織を紹介している。
 同社をよく知る人のひと言と顔写真、1850(嘉永3)年の創業から江戸、明治、大正、昭和、平成、そして震災を乗り越え、現在に至る老舗漁具屋の歴史を、インタビューを交え振り返っている。
 「海に立ち向かう漁師を支える」という廣野社長のあいさつ、社員総出の顔写真入りの一問一答が、未来に向けた力強いメッセージを発信。カラー写真満載。「人の顔が見える企業物語」と評価された。[....]