台湾のウナギ養殖業者がスズキやエビ養殖に鞍替え

2013年6月25日

 ウナギ稚魚の高騰で、コストの大幅増と漁獲量の急減に苦しむ鹿港の一部のウナギ養殖業者は現在、スズキやエビ養殖に鞍替えしている。

 ウナギ養殖に30年の経験をもつ業者によると、「ウナギ稚魚価格の急騰で、仕入れも思い通りにはいかず、ウナギ養殖のリスクが高まり、加えて飼料コストも高まった。主な輸出先であった日本市場では、中国本土のウナギ輸出攻勢で、台湾のウナギ養殖は衰える一方だ」とし、次のように説明している。[....]