JFいしかわ、輪島の漁船受け入れ協議

2024年1月25日

 JFいしかわ(笹原丈光組合長)は23日、金沢市北安江の石川県水産会館で能登地震発生後初の理事会を開いた。県内最大の水揚げ港である輪島港(輪島市)に係留され、地盤の隆起で身動きできなくなっている約250隻の分散受け入れについて話し合ったほか、初夏のスルメイカ漁の県外船受け入れ態勢など、組合経営の今後について意見を交わした。

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 JFいしかわはこれまで、能登半島で被災した理事が全体の8割超を占めていたことから、金沢市内に集まる機会がもてずに、理事会を開けていなかった。当日は本部長を笹原組合長とする対策本部を設置することを決め、被害や対応状況の現状報告を受けた。[....]