<10年目の被災地>復興への歩み

2021年3月11日

 10年という歳月は、被災地に何をもたらしたのか。破壊されたハードの復旧が進められた一方で、販路・人手・人材の不足や、当時はまだそれほど深刻に考えられていなかった海洋環境変化の影響など、課題はむしろ増大・複雑化している側面もある。どう歩み、何に悩み奮闘してきたのか。系統組織や行政、企業などの被災地の6人に10年を経た現在地や未来像などを聞いた

◇菅原茂・気仙沼市長/進化した機能を生かす

◇須能邦雄・石巻水産復興会議代表/後継者が育つまち

◇寺沢春彦・JFみやぎ組合長/変化に対応できる組織

◇大井誠治・JF岩手漁連会長/新しいチャレンジ

◇本田誠・(株)仙台水産社長/地域社会に貢献

◇野崎哲・JF福島漁連会長/販売支援で県産魚復活[....]