<魚食にっぽん[155]>家族で作る”おせち料理”

2023年12月25日

「行事育」を提唱する三浦さん

 いよいよ今年もあとわずか。今年は新型コロナウイルスが5類感染症に移行し、人との交流も増えている。日本にはさまざまな行事があるが、その中でも、正月は家族や親類などが顔を合わせる重要な行事の代表格だ。一方で、近年は行事への関心が薄れつつあることも否定できず、おせち料理を囲んで正月を家族で過ごすという風習も変化している。そんな中、家族と協力しながら楽しい正月を過ごし、未来の思い出をつくってもらおうと、ねり製品メーカーの(株)紀文食品が新プロジェクト「家族でつくろう!お正月プロジェクト」を立ち上げた。

 ★未来の思い出づくり

 「正月の思い出」と聞くとどんなことを思い出すだろうか。紀文食品はプロジェクト発足前に正月に関するグループインタビューを実施。プロジェクト責任者の高柳謙一郎営業本部営業企画部長は「話を聞くと、家族との思い出など、こちらまで温かくなるような前向きなエピソードがたくさんあった。[....]