<新年特集・岩手の水産>生業維持へ、漁協の模索

2023年1月13日

 岩手県は全国屈指の秋サケ産地だったが、東日本大震災を境に水揚げの減少が顕著となっている。昨年(12月20日現在)の定置網や磯建網による沿岸での漁獲はわずか264トン。前年対比では22%の増だが、関係者は「ないに等しい低水準」と頭を抱える。[....]