鰊と数の子の親子押し子寿司「二三一バッテラ」発売

2022年10月3日

全国的にも珍しいニシンとカズノコのバッテラ

 伝統的なニシン・カズノコ加工にとどまらず、多くの挑戦を続けている北日本水産物(株)(北海道増毛町、田谷克頼社長)は、石狩湾を一望する石狩市の道の駅・あいろーど厚田で大人気の「鰊と数の子の親子押し子寿司「二三一(ふみいち)バッテラ」を、クラウドファンディング(CF)サイト「Makuake(マクアケ)」で9月27日から先行販売を開始した。

       ◇       ◇       ◇

 サバのイメージが強いバッテラだが、「二三一バッテラ」は北海道の前浜で水揚げされた新鮮なニシンを使い、シャリの中に自社製の味付けカズノコを挟んだ親子押し寿司で、全国的にも珍しい商品。実際には飲食業務店として札幌市内で展開している海鮮酒蔵「二三一」が手掛けている。

 酢飯にゴマと刻んだショウガの甘酢漬けを混ぜ、カツオだしを利かせた自家製こだわりの味付けカズノコを2本挟み込み、脂の乗った〆ニシンとコンブシートを乗せて成型しており、〆ニシンの豊かなうま味に加え、カズノコのポリポリ感が小気味よい食感に出来上がっている。「カズノコは耳で食べる」といわれる新食感が味わえる逸品に仕上がっており、あいろーど厚田店でも行列ができるほどの人気ぶりだという。[....]