輸入サケ高値続く、10月

2022年12月1日

 財務省が発表した通関統計によると、10月のサケ・マス輸入は3か月ぶりに前年同月を下回った。冷凍のロシア産ベニが上向く一方、新物に切り替わったチリギンの出足が鈍く、生鮮空輸も低迷した。半面、急速に進んだ円安や国際価格の高値張り付きで調達コストは高く、輸入金額は引き続き膨らんでいる。

「冷凍チリギンの月別輸入量の推移」「冷凍トラウトの月別輸入量の推移」「冷凍ベニの月別輸入量の推移」「冷凍チリギンの月別輸入状況」本紙参照[....]