沖縄本モズク不作1万5000トン、キロ350円超に

2019年6月11日

 終盤を迎えた沖縄県産本モズクの生産は漁期を通してピッチが上がらず、最終的な2019年漁期の生産量は1万5000トン前後の不作となる見通しが強まっている。昨年より約3割の減産で、これを受けて産地価格が急上昇、キロ350円を超えた。さらに上昇の気配があり、生産者の間からも消費減退の不安感が高まっている。メーカーの買い付けの動きは終盤を迎えてさらに活発化してきた。[....]