水中ドローンがウニ駆除

2023年1月24日

水中ドローンで撮影したウニの画像

 岩手県立大学宮古短期大学部経営情報学科の平田哲兵研究室は、昨年夏から「水中ドローン等を活用した三陸沿岸地域水産業支援システムの開発に関する研究」を宮古市や県内の漁協などと産学官協働で実施している。藻場保全を目的とした空・水中から漁場の画像撮影や解析のほか、アーム付き水中ドローンでウニを駆除する取り組みなども構想している。

       ◇       ◇       ◇

 平田講師らはJF重茂漁協における磯焼けの解決を目指し、空中ドローンで広範囲を上空から撮影し藻場の位置を確認。そのあと水中ドローンを活用し、生育している海草の種類などを詳細に調査する実験を実施中だ。[....]