横浜市立小で未利用魚の給食 

2023年1月24日

提供された給食

 横浜市中央卸売市場魚食普及推進協議会と横浜市教育委員会、よこはま学校食育財団は連携し、横浜市立小学校など全339校を対象に未利用魚を活用した給食約20万食を提供する。基準給食でこれほど大規模に実施するのは初めての試み。

 メニューは神奈川県内産の未利用魚のサバを使用した「さばの甘酢あんかけ」で4ブロックに分けて、1月中に4回実施する。

 18日に実施した鶴見区の上寺尾小学校(広木敬子校長)では給食提供に合わせて未利用魚や漁業に理解を深めてもらおうと協議会の齋藤融氏(横浜丸魚(株)マーケティング部長)が5年生113人を対象に市場出前授業を行った。授業では漁法や国連の持続可能な開発目標(SDGs)、マリン・エコラベル・ジャパン(MELジャパン)の説明のほか、なぜ魚を食べるのかを話した。[....]