小学校で食育授業、秋サケやホタテの魅力解説

2022年10月27日

画面越しにあいさつを交わす児童たち

 北海道漁連と和食給食応援団(東京・中央区)は25日、新宿区の小学校3校の5年生約150人を対象にオンラインで食育授業を行った。授業では「北海道水産物の魅力」と題し、道を代表する水産物である秋サケ、ホタテ、コンブについて、漁の映像やクイズなどを用いて解説した。

 道漁連販売企画部の吉田みなみ氏は冒頭、運動会などでよく用いられ児童たちになじみのある北海道の民謡「ソーラン節」がニシン漁の時に歌われたものであることを紹介。1996年から始まった種苗放流の取り組みにより、資源が回復した経緯などを説明した。

 その後、今回の授業のメインテーマである秋サケ、ホタテ、コンブについて、漁の様子を映した解説付きの映像を放映。水揚げや選別など、水産物が消費者の元に届くまでの流れを説明した。コンブの説明の際には道漁連のキャラクター「こんぶらこ」が登場する映像も使用した。[....]