各業態の若手メンバー連携、「DO FOR FISH」発足

2023年10月6日

道内水産業の課題解決に向け発足した「DO FOR FISH」のメンバー

 道内水産業の課題解決を目的に、水産に関する各業態の若手メンバーが集まって発足した(一社)DO FOR FISHは4日、札幌市中心部の都市型水族館「AOAO SAPPORO」で記者会見を開き、事業内容や目標などを発表した。異業種連携による多様性や柔軟性を強みに、水産資源の持続化や商品開発、食育、人材育成などに取り組み、水産業界を子供たちに将来就きたいと思ってもらえる魅力ある産業にするなどと表明した。

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 同団体は6月に登記。札幌市中央卸売市場の仲卸、一鱗共同水産(株)の本間雅広経営企画室長が代表理事に就き、事務局は同社。事務局長は東北の若手漁師集団(一社)フィッシャーマン・ジャパンの長谷川琢也氏が務め、苫前、利尻、常呂など道内各地の漁師や函館の卸、札幌の小売・飲食業者、デザイナー、北海道大学の学生ら20人で組織する。[....]