北海道・静岡・長崎など、海業振興モデル12地区を選定

2023年3月10日

 水産庁は8日、海業(うみぎょう)振興モデルとして北海道、岩手、神奈川、福井、静岡、三重、兵庫、和歌山、愛媛、長崎、熊本の11道県から12地区を選定、発表した。2022年11月18日から23年1月20日までの募集期間に54地区が応募。水産庁では選定にあたり、取り組みの妥当性や有効性などに加え、地域のバランスを考慮。漁港だけでなく、長崎・対馬市の港湾である比田勝港も対象となった。水産物の消費人口の拡大、交流人口の拡大が期待できる取り組みを優先して採択した。 

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 水産庁では26年度までの5年間、500件の漁港で新たな海業などの取り組み実施に向け、先行事例を創出し広く普及を図るためにモデル地区を選定した。[....]