加工食品分野の物流を再構築、研究会発足で

2023年3月17日

加工食品分野における物流再構築で結束する首都圏4社の社長

 首都圏で食品スーパーを展開する大手4社(サミット(株)、(株)マルエツ、(株)ヤオコー、(株)ライフコーポレーション)は16日、東京・千代田区の帝国ホテルで会見を開き、「2024年問題」などの物流危機を回避して食料品流通網を維持するため、加工食品分野における物流の再構築に合同で取り組み始めたと明らかにした。現在進行形で手掛ける主要な4つの課題の解決に加えて、同日付で「首都圏SM物流研究会」を発足させた。

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 (一社)日本スーパーマーケット協会の正・副会長会社である4企業が昨年6月から共同歩調で解決を図ってきたのは「加工食品における定番商品の発注時間の見直し」「特売品・新商品における発注・納品リードタイムの確保」「納品期限の緩和(2分の1ルールの採用)」「流通BMSによる業務効率化」。[....]