三重イセエビで1万円太巻

2022年12月12日

一本1万円の「三重の伊勢えびを味わう贅沢太巻」。肉巻きもある

 大手小売のイオンリテール(株)(井出武美社長)は8日、イオンリテール「恵方巻2023」お披露目会を都内で開いた。前年比5%増で過去最高売り上げを記録した22年に比べて、今年は消費の二極化への対応を強化。贅(ぜい)を楽しむアイテムでは、三重県産イセエビの一本1万円太巻きや、JF全漁連と連携した「プライドフィッシュ」太巻き4種類を品揃えした。

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 一本1万円の贅沢太巻きは前回カニのみの1種類だったのを、魚と肉の2種類を用意した。肉は神戸牛を使う一方、魚は「三重の伊勢えびを味わう贅沢太巻」(税込み1万800円)を新発売する。ボイルしたイセエビをホタテと組み合わせて巻き上げ、生のイセエビとイクラをトッピングした。イセエビ刺身を殻の中に盛り付けて重箱に飾り付けて提供する。

 一昨年から取り組みを強化している「プライドフィッシュ」が味わえる太巻き4種類は、福井県の「ふくい甘えびの太巻」(1706円)が続投。佐賀県の「呼子のイカを一杯分使った贅沢太巻」(6458円)、兵庫県の「香住ガニの棒肉とほぐし身を贅沢に使った太巻」(6458円)、大阪府の「魚庭(なにわ)のサワラを使った太巻」(1706円)の3種類を加えた。 重量1・5キロの同社最大重量で家族・仲間とシェアするのに最適な「23品目のごくぶと巻」(6458円)を含め、9日に始まった予約限定商品として販売していく。 [....]