ベニザケ商戦/米ロともに無風状態、供給不安も安易に動けず

2020年6月25日

 主に塩サケの切身原料として、チリギンとは一線を画す天然ベニザケの買い付け商戦は、今年は来遊の遅れや新型コロナ問題が影響し、序盤から何ら指針のない不透明感が支配している。買い付け数量は年々ジリ貧状態を余儀なくされているが、少ないからといって需給調整も働かず、

「2020年ブリストル湾のベニザケ漁獲推移」本紙参照[....]