シダックス、宮城県産のイワシを使ったメニュー提供

2023年3月16日

宮城県産イワシのメニューで東北の復興を応援

 シダックスグループは受託運営する全国の社員食堂や職員食堂で、宮城県産イワシを使ったメニューの提供を31日まで実施している。

 同グループは東日本大震災の記憶の風化を防ぎ復興を後押しする「東北応援フェア」を毎年3月に実施。震災から12年を迎える今年は、昨年末に経済産業省が立ち上げたプロジェクト「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」にも参画し、三陸・常磐産品の魅力発信の一環として、同地域の食材を給食メニューに取り入れている。

 今年は宮城県産イワシを選定。東北沿岸を含め、全国的にサンマやサバの水揚げが激減する中、受託先に一定供給できる魚介類として、水揚量が比較的安定しているイワシに着目した。

 提供するメニューは「宮城県産いわし竜田の変わり南蛮」。イワシの竜田揚げにゴマ醤油で和えた切り干しダイコンを乗せており、竜田揚げのサクサク感とダイコンの歯応えがマッチした、珍しい組み合わせの一品となっている。[....]