オホーツク海毛ガニ、5年ぶり1000トン超え

2022年5月18日

オホーツク毛ガニかご漁累計水揚げ(5月10日現在)

 北海道のまとめによると、オホーツク沿岸の毛ガニかご漁の10日現在の漁獲量(速報値)は、北部・宗谷管内、南部・オホーツク管内合わせて前年同期比31%増の1046トンとなった。許容漁獲量の増枠に伴い、2017年以来5年ぶりに1000トンを超えた。

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 宗谷管内が34%増の937トン、オホーツク管内が13%増の109トン。既報の通り宗谷管内は、宗谷、猿払村、頓別の3漁協が許容量を獲り切って4月下旬で終漁。残る枝幸は「シケ早い」(同漁協)こともあって、まだ操業が続いているが、10日現在の漁獲は同漁協の許容量の96%(367トン)まできており、今週にも終漁見込みという。[....]