<日トロ創立50周年>吉田光徳会長「使命変わらず」

2018年10月24日

創立100年に向けた意気込みを語る吉田会長

 日本トロール底魚協会は24日に創立50周年を迎えた。今後も操業を継続していくための方策を、吉田光德会長に聞いた。
 ◆吉田会長/半世紀もの間、所属船は世界の海で積極的に新資源開発に取り組み、国民へ安全・安心な水産タンパクを供給してきた。ねり製品の原料になるスケソウはスリ身だけでなく、スリ身の副産物としてタラコや明太子、西アフリカ諸国のタコ、南米のイカなどは、その代表だろう。特にスリ身は世界各国で日本語の「SURIMI」で流通、消費されている。
 商業ベースに合わず漁獲対象にしていない資源は、世界で現在の漁獲量の2~3倍はあると私は試算する。これら資源の生息域ごとに効率的に漁獲できるのも、遠洋トロール漁業の特徴といえる。地球の7割が海洋であり、まだ大きな経済資本があると考える。今後もこの海洋を利用しつつ、さらなる飛躍を遂げて100周年を迎えたい。
 漁業経営に不可欠かつ重要な要素として①海洋資源と生態系の持続可能性②経済的な持続可能性③社会的な持続可能性-の3つを柱に掲げた。構想中の新船建造もその目標の一つであり、引き続き協会傘下の所属漁船の操業の維持存続のため、最大限の努力を傾注していく団体であり続けたい[....]