<成長のカギは技術にあり!>宮城水技編⑤解明進むヤリイカ生態

2020年5月28日

ヤリイカの平衡石。精密な研磨や輪紋の計数には根気がいる

 宮城県沿岸域で獲れる主なイカ類は、水揚数量順にスルメイカ、ヤリイカ、ジンドウイカです。中でも冬がシーズンのヤリイカは、あっさりした味と上品な身質で寿司種として人気が高く、当県でも目下、重点課題としてヤリイカの資源生態学上の特性の解明に挑んでいます。

 2012年以降,全国同様、本県においてもスルメイカの不漁が続いています。スルメイカ漁を生業としてきた小型イカ釣り漁業者や底びき網業者は近年漁獲が安定して豊富なヤリイカに期待しているところです。

 ヤリイカは、宮城県では主に冬季の底びき網漁業や小型イカ釣り漁業をはじめとする沿岸漁業の主力魚種であり、近年全国で1、2位を争うほどの水揚量となっていることはあまり知られていません。[....]