食品スーパーのヤオコー、武蔵浦和に新店オープン

2024年5月17日

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ヤオコー的にイレギュラーなデザインの鮮魚売場

 埼玉県を中心に1都6県に食品スーパーを展開する(株)ヤオコー(埼玉・川越市、川野澄人社長)は15日、埼玉県内で100店舗目となる「ヤオコー武蔵浦和店」をオープンした。構想から10年かけて実現にこぎ着けた開発物件で、北米視察を盛んにしていた当時の影響を色濃く受けた内装を採用した店舗となっている。商圏の客層の厚みは40代後半から50代前半のファミリー層だが、時間帯や平日・土日祝日で切り替わる客層に合わせて、発見と驚きを提供していく。

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 店舗展開しているのはJR武蔵浦和駅前、徒歩1分のショッピングセンター「the market Place 武蔵浦和」内。売場面積2119平方メートル(641坪)を活用した生鮮・デリカ・グロッサリー(日配品)の構成比では標準的な新店となっている。

 ただ、デザイン開発を始めたのがかなり以前だったこともあり、北米視察を盛んにしていた当時の流れをくんだ、最近の「ヤオコー」とは一線を画したものとなっている。コーポレートブランド戦略部の担当者は「イレギュラーなデザイン」と補足するように今後の横展開は考えていないが、海外風の斬新な見た目となっている。[....]