石川定置寒ブリ、前年比増も平年の半分

2020年11月25日

 石川県水産総合センターはこのほど、今期の寒ブリ(一尾4キロ以上で11月~来年3月に漁獲されるブリ)漁の見通しを発表した。見積もられた水揚量は303トンで前期(271トン)より1割強多かったものの、平年(過去10年平均、601トン)の半分程度という厳しい予想が示された。

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 富山県と並んで寒ブリ漁の盛んな石川県は、富山湾側の定置網に冬になると多数の魚が入網し、稼ぎ頭となる。その水揚量は、ガンド(2キロ以上4キロ未満のブリの若魚)の2年前の年間水揚量が多いほど潤沢な漁となり、南下期(12月)の富山湾の水温が高くて能登半島の北西沖の水温が低いほど、定置への入網が多くなるという相関関係がある。[....]