水産の求人にも「タイミー」不規則時間でも集まる働き手

2024年6月10日

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水産企業の現場で働くワーカー。発泡箱に氷詰め作業をしている様子

 昔ながらの「きつい」「汚い」「危険」な仕事のイメージが先行し、慢性的な人手不足に悩む水産業界で今、働き手(ワーカー)と求人企業を結び付けるスキマバイトサービス「タイミー」が注目を浴びている。求人しても知名度のなさや働く時間の不規則さから人が来なかった現場に、「タイミー」経由で若手のワーカー含め続々集まることが驚きをもって受け止められている。「タイミー」を運営する(株)タイミー(小川嶺代表取締役)も昨年11月、水産業界における将来の成長性を見込んで社内に「水産事業専門チーム」を立ち上げた。

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 スマートフォンアプリから数時間単位でのスポット募集をしている、仕事探しが簡単にできる「タイミー」は、働きたい時間の仕事を見つけ、面接・履歴書なしに申し込んで給料は即日入金という便利さが支持され、今やワーカー数700万人を抱える国内最大のスキマバイトサービスとなっている。「タイミー」のワーカーの多くは、[....]