帆船型ドローン、漁業での活用に期待

2020年6月18日

風力を直接動力として利用する帆船型ドローン

 エバーブルーテクノロジーズ㈱(本社=東京・目黒区、野間恒毅代表取締役最高経営責任者〈CEO〉)は11日、帆船型ドローンの実証機「Type-A」の、自動操船と自律航行に成功したと発表した。風力を推進力に変換することで、長時間の海上航行を可能にする。魚群探索や海底地形図の作成、海洋環境情報などが携帯電話の通信回線を介して陸上のスマートフォンで確認でき、漁業での活用も期待される。

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 Type-Aは全長2メートルクラスの帆船型ドローンで、ソナーを標準装備するほか、各種IoT(モノのインターネット)機器を搭載できる。航行には自然風を使い、モーターの利用はデータ通信や無風時の補助に限定したことで、5~8時間の連続稼働を可能にする。

 先行開発した1メートルクラスの実証機は、今春に神奈川・葉山港から江ノ島まで約7キロを、自然風だけで自動操船させる実験に成功した。制御ソフトウエアを使い複数の経由地を回り、[....]