㈱髙政・高橋会長、旭日双光章の栄誉

2021年2月12日

インタビューに応じる高橋会長

 ㈱髙政(宮城県女川町)の高橋正典会長(70)が昨年秋の叙勲で栄えの旭日双光章を受章した。18歳で水産加工の世界に飛び込み半世紀、先駆的な技術開発と海外を含む果敢な事業展開で後発の不利を吹き飛ばし、ゼロから手掛けた魚肉スリ身製造で不動の地位を確立。両輪でねり製品の生産をも軌道に乗せ、社業と業界の発展に大きく貢献した。一方で十余年務める女川町商工会長を筆頭に地元の各種団体で要職を歴任。東日本大震災からの郷土復興にも力を尽くした。企業人として「信用第一」「地域貢献」などを大事にしてきた高橋会長の思いを聞いた。

 ◇旭日双光章を受章した思いは。

 ◆高橋会長/すごく驚いた。それが本音。自分は何も特別なことを成し遂げていない。こうしたものとは無縁だと思っていた。そのためか、今も喜びはあまりない。しかし感謝の気持ちは強くある。企業人として半世紀、一人の力では決して歩んでこれなかった。私の何が評価されたにしても結局は皆さんの支えのおかげ。かしこまった物言いは苦手だが、この場を借りて関係者の方々に改めて感謝申し上げたい。[....]