【ととけん】2021年11月問題
Q1. 「泳げ!人生という大海を」。その名も、誕生魚診断。 “誕生魚”を占うマルハニチロの特設サイトが話題沸騰中です。「緻密な計算で目標達成、潮の流れをよむ名プロデューサー!」と診断され、市場などでも大物と呼ぶ回遊魚を選びなさい。[2021年(第12回)3級(初級)から]
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【解答】➃マグロ
【解説】獲物を求めて黒潮にのって北上するマグロは、まさに潮の流れをよむのがうまい大型の回遊魚だ。市場での呼び名も大物(関西では太物)で、威勢のいいかけ声とともに競りにかけられる。魚にもそれぞれにプロフィールがあり、これら魚の価値や魅力を楽しく伝えるWEBコンテンツとして、魚と性格診断をかけ合わせたのが、マルハニチロが立ち上げた特設サイト「誕生魚診断」だ。生年月日を入力すると自分の性格や特徴を魚に当てはめて診断してくれるというもので、魚をより身近に感じてもらおうというもの。SNSで拡散され、一時はサイトがつながりにくくなるほどの人気となった。
参照サイト:マルハニチロ誕生魚診断
https://www.maruha-nichiro.co.jp/birthfish/
Q2. 11月24日はその語呂合わせから、ある水産加工品の記念日です。和食への関心が高まるフランスでも知られるようになっている、日本が誇る伝統のスローフードを選びなさい。[2021年(第12回)2級(中級)から]
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【解答】➀かつお節
【解説】1(い)1(い)2(ふ)4(し)の語呂合わせで、11月24日はかつお節の日に制定されている。
かつお節は日本固有のものだが、和食の関心が高まるフランスで「カツオブシ」が一般の人たちに知られ始めている。日本一のかつお節生産地である、枕崎(鹿児島県キロカロリーを中心とするかつお節製造業者9社とその事業協同組合による合弁企業「枕崎フランス鰹節」社が、仏北西部のブルターニュ地方でかつお節の生産・販売に取り組んでいる。国内市場の縮小への対応策という理由のほかに、「日本のおいしいだしを世界に広めたい」という思いが原動力になっている。現在、欧州連合(EU)の食品流通規制で日本のかつお節の輸出が困難なため、現地生産に踏み切った。
Q3. 農林水産省が今年の8月25日に発表した2020年度の食料自給率は、カロリーベースで前年度より1%低い37%で、1965年以降で最低でした。食用魚介類の2020年度自給率を選びなさい。[2021年(第12回)1級(上級)から]
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【解答】➂51%
【解説】カロリーベースの食料自給率とは、国民1人あたりの1日の摂取カロリーのうち、国産品が占める割合。2020年度、国民1人が1日に購入した全品目の熱量は2269キロカロリーで、そのうち、国内生産された食料の熱量は843キロカロリーだった。37%台は1993年度と2018年度以来だが、小数点以下をみると20年度が最も低く、統計データがある1965年度以降で最低となった
食用魚介類はカロリーベースでは51%にとどまったが、重量ベースでは前年の55%(確定値)からプラス2ポイントの57%に上昇した。日本は農林水産物・加工品などの輸入額が輸出額よりも多く、その規模は世界最大。しかも、特定の国への依存が高く、世界の食料需給の影響を受けやすい状況にあり、食料自給率を高めることが大きな課題となっている。
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