【ととけん】2020年10月問題
Q1.寿司屋で味わいたい、秋に旬を迎える「光り物」のにぎり3貫セットを選びなさい。[2019年(第10回)3級(初級)から]
➀アジ・サバ・サンマ
➁イワシ・サバ・サンマ
➂カスゴ・コハダ・サン
➃サヨリ・コハダ・サンマ
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【解答】➁イワシ・サバ・サンマ
【解説】寿司屋で使われる用語「光り物」とは、皮が青光りするアジ、イワシ、コハダ、サバ、サンマ、サヨリなどの寿司ダネのこと。旬の時期は脂がのっておいしさがいっそう増す。アジは夏、コハダ(コノシロ)は冬、サヨリは春が旬。
Q2.『万葉集』を代表する歌人、山部赤人(やまべのあかひと)は大海に躍るある魚を讃えて「しび釣ると海人(あま)舟騒(ぶねさわ)き」と詠んでいます。回遊魚の代表格でもあるこの魚を選びなさい。[2013年(第4回)2級(中級)から]
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【解答】➂マグロ
【解説】「しび」とは鮪(しび)でマグロのこと。マグロは大きな魚の意味から「大魚(おうお)よし」の枕詞を持ち、『古事記』にも登場する。万葉歌人で知られる山部赤人は、神亀3年(西暦726年)10月10日聖武天皇のお供をして明石地方を旅し、マグロ漁で活気づいている浜の様子を詠んだ。これにちなみ、日本鰹鮪漁業協同組合連合会(現・日本かつお・まぐろ漁業協同組合)は1986年に10月10日を「まぐろの日」に制定。また10月10日は「ととの日」でもある。
Q3.磯釣りの王者といわれる石鯛の雄の老成魚は口の周りが黒くなることから“クチグロ(口黒)”と呼ばれます。対して、老成魚になると口の周りが白くなることから“クチジロ(口白)”と呼ばれる魚がいます。この魚を選びなさい。[2014年(第5回)1級(上級)から]
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【解答】➁石垣鯛
【解説】石垣鯛と石鯛は同じイシダイ科で形もそっくりだが、模様が異なる。石垣鯛は石垣模様、石鯛は縞模様。ともに磯釣りの対象魚として人気が高い。味や食感は似ており、刺身にすると、ともにコリコリとした食感がある。
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