JF千葉漁連/銚子水産加工センター稼働

2021年5月27日

高次加工施設と冷凍冷蔵庫を備えた新加工センター

 JF千葉漁連(坂本雅信会長)の新たな加工施設「銚子水産加工センター」が千葉県銚子市に建設され、運用を開始している。10年連続で水揚量日本一を誇る銚子市の立地と、漁業生産者の組織力を生かして、千葉県の周辺海域で水揚げされる豊かで安全・安心な水産物を広く発信。新たに投入した設備・機材の活用と、消費者との交流を通じて、現代の生活様式に合致した簡便調理品などを生産していく。

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 銚子水産加工センターは今年2月に竣工、市内にある旧施設からの移転を3月に終えた。多様な加熱調理ができる大型のスチームコンベクション(加熱蒸気)オーブンや、常温流通品を生産できる高温高圧窯(レトルト窯)などの機材を新規導入しており、より衛生的な作業環境下で調理済み加工品やレトルト食品なども開発・製造できる。また、品質管理室における、徹底した品質管理体制も構築している。[....]