JF全漁連の浜の起業家養成塾、第1期生7人が修了式 

2019年1月18日

修了証書を手にする7人の第1期の塾生

 JF全漁連(岸宏会長)は16日、千葉県柏市の全国漁業協同組合学校で「浜の起業家養成塾(漁業編)」の第1期塾生の修了式を行った。 JFひやま漁協瀬棚支所所属の斉藤陽介さん(定置網、貝類養殖)、JF田老町漁協の畠山正広さん(コンブ養殖、ワカメ養殖)ら7人。
 式典で、大森敏弘常務は「当塾で学んだことを浜で生かし、若い力を浜で羽ばたかせてほしい。改正漁業法が国会で成立し2年以内に施行されるが、改革方向が引き続き皆さん方が安心して漁業経営ができるよう全漁連も全力を挙げて取り組んでいく」と激励。塾生一人ひとりに修了証書が渡された。
 修了生は「せっかく身に付けた知識を現場に生かしていきたい」「実際に漁業に携わっているが、受講するまでは知らないことばかり」などと回顧。ほかにも「この塾でいろいろな浜があり、それぞれの地域で漁業実態が違うことを知った。他地域の漁業者と交流できてよかった。今後もこのつながりを大事にしていきたい」「自分の子供や若い人に漁業の素晴らしさ、夢のある職業だということを伝えていきたい」とそれぞれ抱負を語った。後半の「経営編」は今月28日にスタートする。[....]