DAPスケソウ製品は後半へ

2013年6月17日

 DAPスケソウ製品のAシーズン出来高が、8日付けで発表された米国海洋漁業局(NMFS)の集計で確定した。10日以降はBシーズンの集計に移行する。

 今年のAスリ身は、増枠となったことで前年より3・0%増加し、最終的に7万177トンとなった。内訳はベーリング海6万5121トン、アラスカ湾5056トンで、ベ海は前年比微増だったが、ア湾は漁期が早まった分、1割以上増えた。

 序盤は円安などを背景に、日本の買いが弱まるとの予想から、年々需要の高まるフィレー生産に比重が置かれたが、終わってみれば昨年と遜色のないペースで生産が続いた。

(「米国DAP主要スケソウ製品の出来高推移(2013年A=6月8日現在)」、「米国DAP冷凍スケソウスリ身の生産推移(A・Bシーズン)」本紙参照)[....]