CО2削減を海藻で

2022年3月25日

活発な議論が行われた

 宮城県は23日、海藻を活用した大気中の二酸化炭素(CO2)削減策として注目が集まる「ブルーカーボン」の理解を深めるためのシンポジウムを仙台市内で開いた。県や、地元漁協、環境NPO、県外企業の関係者ら約70人が参加。パネル討論などを通じてその活用方法や課題、将来展望について考えた。

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 前半は、水産研究・教育機構水産資源研究所水産資源研究センター社会・生態系システム部の堀正和沿岸生態系暖流域グループ長が基礎的な情報や国内外の関連した動き、活用方法などについて講演した。[....]