2020年5月25日
新型コロナウイルスの感染拡大防止で一斉休校が決まり企業が在宅勤務へ移行した中、公共交通機関を利用しての飲食や買い物が減るのに反比例し、住宅街に立地している身近な街の魚屋で消費者が増えて賑わっている。量販店・スーパーでは望めない本物の職人がいて、昔ながらの営業トークで魚の魅力を伝えてくれる街の魚屋の現場をのぞいた。
JR中央線と地下鉄・東京メトロが乗り入れるターミナル駅の四谷駅を出て、新宿通り沿いを新宿方面に歩いて5分のところに鮮魚小売店「金駒(かねこま)」はある。1897年に創業した老舗を切り盛りするのは47歳になる駒井栄蔵さん。4代目店主に当たる[....]