2020年2月25日
昨年7月に日本沿岸と排他的経済水域(EEZ)内で鯨種を限定した商業捕鯨が再開し、ニタリクジラをはじめ、ミンククジラ、イワシクジラが国の資源管理のもと捕獲されている。今月のうぉーくでは、最も供給量が多いニタリクジラにスポットを当て、東京・築地でクジラ専門店「鯨の登美粋」の松本宏一代表に調理のコツなどを聞いた。
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ニタリクジラは日本が捕獲している鯨種の中でもクジラらしい味わいのある鯨種で若干好みが分かれるものでもある。酸化が進むとクジラ特有のにおいと酸味が出るが、きちんとした下処理ができていれば問題はない。[....]