<銚子・波崎特集>水揚げ11年連続日本一 

2022年1月13日

21年も漁獲の主役になったマイワシ

 銚子漁港の2021年の水揚量は28万トンで水揚量日本一を堅持、連続記録を11年に伸ばした。盛漁期が長く続いたマイワシが最も多く、サバと合わせ総漁獲量の9割を占めている。JFはさき漁協の属人水揚数量は、3年連続で15万トンを突破した。

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 JF銚子市漁協(坂本雅信組合長)がまとめた21年の銚子漁港水揚量は28万413トンで、20年から8573トン(3・2%)増加した。

 漁獲量の最多魚種は昨年に引き続きマイワシで、2月から4月まで2万トン台を維持しており、5月は4万トンを突破した。6月も4万トン弱で推移し、近年では珍しく7月上旬まで一日1000トン超の好漁日が断続的に続いたことで、年間数量は15万9398トン(前年比0・8%増)まで積み上がった。[....]