<特集・JF青森漁連70周年>流通PRセンター竣工

2019年10月23日

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JF青森漁連流通PRセンター(左)と意義を語る三津谷JF青森漁連会長

 JF青森漁連(三津谷廣明会長)が創立70周年を迎え、25日にホテル青森で70周年記念式典・祝賀会が盛大に開かれる。また記念事業として建設されたJF青森漁連流通PRセンター竣工式と、70周年記念碑除幕式も同日、青森市内で行われる。くしくも今年は令和元年であり、昨年12月に改正漁業法が成立し、水産改革元年となった記念すべき年である。こうした時に、青森県漁連も「甦れ 協同組合運動」を合言葉に一層の団結と、70周年を機に攻めの水産業を展開すべく、流通PRセンターを竣工させ、生産者自ら水産物消費拡大に取り組むを姿勢を示した。そこで輝かしい青森県漁連の70年の歩みと今後の展望および竣工した流通PRセンターにスポットを当ててみた。

 ◇三津谷廣明・JF青森漁連会長あいさつ/系統一丸で青森の水産発展。

戦後の食糧難の物資・財源の乏しい中で、沿岸資源の維持と生産基盤の確立、さらに漁協の組織づくりのため、先人たちが大変ご苦労、ご尽力されたことに敬意を表します。70周年の節目を迎えるにあたり、われわれもいま一度協同組合精神に立ち返り、団結と継続ある漁業漁村を目指すことを堅く誓い、「甦れ 協同組合運動」の記念碑を建立したところであります。[....]