<水経セミナー>政治、行政、漁業現場が心を一つに

2018年3月14日

 浜田会長/日本では海で生計を立てている方が多いので、ポテンシャルがある部分は伸ばしていくべきだ。漁船をイノベーションさせて居住性をよくするなど、若い人が積極的に「乗ってみよう」と思えるような船にしていかなければならない。

 石破委員長/資源管理のあり方は船の大きさや魚の獲れる時期、網目などインプットコントロールからアウトプットコントロールを基本とする方向に移っていく。その意味で日本独特の制度である漁業権はかなり精緻にできており、「現場でしっかり管理する」という意味においてもつ意義は大きい。[....]