<時代が変わる・後継者>塩釜でカキ養殖存続に奮闘

2019年1月1日

 宮城県塩釜市浦戸諸島の桂島でカキ養殖の存続に奮闘する団体がある。浦戸夢の愛ランド。東日本大震災を境に残った生産者はわずか4人、しかも全員が高齢で後継者不在という危機的状況を受け、岩手県出身の三浦勝治さん(73)が立ち上げた一般社団法人だ。「農林水産業みらい基金」などを活用。観光と融合させた体験イベントなどで新規参入者獲得に奔走している。「多くの若者を呼び込みたい」と力を込める三浦代表の思いを実際に着業した新米漁師の決意などと併せて紹介する。[....]