<復帰45年・沖縄の水産の軌跡と進路>らしさ生かす

2017年5月31日

 沖縄は5月15日、本土復帰45年を迎えた。昭和47年、過酷な戦禍の傷跡を抱えたまま、人も産業も必死に「復興」から「自立」を目指してきた。水産業も苦難の道のりだったが、主力産業の一角を担い、県民への食料安定供給と生産者の経営安定に官民挙げて取り組んだ。”光”と”影”の歴史を通じて沖縄の水産業はどう進化し、どこへ向かうのか―45年の軌跡と進路をみる。[....]