<人>荒井修亮・水産機構理事、水産大学校代表/現場目線で最適解を提案

2020年4月10日

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荒井修亮・水産機構理事、水産大学校代表

 1日付で水産研究・教育機構理事、水産大学校代表に就任。「現場目線で物事を考え、最適解を提案し、実行できる人材を育成する。水産業界も大きく変わる必要がある。既存の概念では乗り越えることが困難な事態でも、臨機応変に対応できる柔軟性をもった学生を育てたい」と抱負を語る。

 水産政策の改革が進む中、科学的な根拠に基づく政策立案はますます重要となっている。水産大学校は、農林水産省傘下の組織として、水産行政や水産研究の現場と特につながりが深い。

 将来のための人材育成はもちろん、「教育内容を高めるためにも教員自身の研究は不可欠。当機構の水産研究所には多くの最先端研究を行う研究者が多数いる。彼らとの連携を大切にして水産大学校としての役割を果たしていく」と述べた。[....]