<クジラ探訪記?>関西のクジラ文化を歩く

2022年3月23日

 食い倒れの街・大阪をはじめとした関西では、庶民の間でも古くから鯨肉は親しまれてきた。物流も十分ではなかった江戸時代にはすでに記録が残る。井原西鶴は京都で「鯨の吸い物」を書き残し、十返舎一九は「東海道中膝栗毛」で大坂・淀川で「鯨の煮付け」が食べられていることを[....]