5Gで水産業を変える、水中ドローン遠隔操作で

2020年1月27日

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水中ドローンをスマホで操作する5Gの漁場遠隔監視イメージ

 NTTドコモ(吉澤和弘社長)は、今春から商用サービスが始まる第5世代移動通信システム(5G)を活用する近未来の提案「DOCOMO Open House 2020」を23、24日の両日、東京ビッグサイトで開催した。高速・大容量通信の環境で遅延を意識することなく、遠隔地から水中ドローン(ROV)を操作できるなど、水産業界への活用も紹介された。

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 5Gは通信速度が現行4Gより100倍速い(最高伝達速度が10ギガbpm)「超高速」、遅延が1ミリ秒(0・001秒)程度の「超低遅延」、接続機数が30?40倍になる「多数同時接続」の特徴をもつ。人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)時代に、情報通信技術(ICT)基盤になる。[....]