4時間でアジ7品、リモート料理教室

2020年12月9日

自宅キッチンスタジオで画面上の参加者の様子を見ながら調理を進めた上田氏

 日本水産資源保護協会などで立ち上げた国産水産物販売促進協議会はこのほど、第1回オンライン料理教室を開催した。応募者20人が豊洲から届いた丸のアジ8尾をそれぞれの自宅で刺身、サンガ焼き、塩焼きなどに仕上げた。2時間の予定だったが、足並みを揃えた結果、開催時間は4時間に及んだ。アジ尽くし6品を仕上げた参加者からは「楽しかった」などの感想が届いていた。

 講師を務めたのは元水産庁職員で、ウエカツ水産として在職期間中から魚食推進活動に取り組む上田勝彦氏。冒頭はアジの生息域や種類などの説明から始まり、各産地のブランドアジについても紹介した。

 ひと通り知識を深めてから料理は下処理の仕方、魚のおろし方から始まり、三枚おろしを保存する時には身側を合わせて紙で包めば翌日でも刺身で食べられるなどのコツも伝えた。ダシを[....]