21年クロマグロ養殖実績、出荷量は過去最高 

2022年4月4日

養殖クロマグロ出荷量推移

 水産庁は3月31日、2021年の国内のクロマグロ養殖実績(速報値)を発表した。それによると、養殖イケスのイカダ数は減少。しかし、種苗の活け込み尾数は天然由来が増加し、出荷量は最も多かった19年をさらに上回る形となった。

 クロマグロ養殖を行っている経営体数は88で前年に比べ2経営体減り、県別にみると長崎県が養殖日本一を維持している。

 養殖場の数は187で、1養殖場増加。イケス台数は1379台で、最も多い長崎で32台の減少となり、全体でも95台減った。

 種苗活け込み尾数は全体で54万1000尾と前年より3万5000尾増加。このうち天然種苗は[....]