10年で漁獲113万トン増へ/水産庁

2020年9月14日

 水産庁は11日、新たな資源管理を進める「ロードマップ」(行程表)案を公表した。12月1日施行の改正漁業法のもと、漁獲可能量(TAC)管理対象魚種を現在の8魚種から20魚種を超えるまでに拡大し、10年後の2030年漁獲量を、現在より113万トン多い444万トンまで回復させる目標を示した。ロードマップは同日からパブリックコメントの募集を開始した。

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 ロードマップは、数値目標を設けた新たな資源管理への移行スケジュールとして、「資源評価の精度向上」や最大持続生産量(MSY)ベースの「新たなTAC管理」のほか、達成目標などを明記している。[....]