駿河湾スマートオーシャン構想、議連が発足

2022年2月2日

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設立総会の様子。今月中に推進協議会を立ち上げる

 静岡・駿河湾に「国際海洋連携中枢都市圏(仮称)」を形成する「駿河湾スマートオーシャン構想」の実現を目指す議員連盟の設立総会が1月31日に、東京・千代田区の衆院第2議員会館で行われた。海洋研究開発機構(JAMSTEC)が2025年に就航を予定している北極域研究船基地の清水港への誘致も狙う。

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 発起人は上川陽子、井林辰憲、深澤陽一の3衆院議員で、総会で上川議員が会長に選出された。

 同議連は、清水港を中核に験河湾・遠州灘一帯へ世界から人・情報・科学技術を集め、国際的な海洋研究・教育文化拠点を創出することを目的として発足した。岸田文雄首相が推進する、地方からデジタルの実装を進め都市との差を縮める「デジタル田園都市国家構想」の海洋版としての位置付けも担う。[....]