養殖業成長産業化の道筋探る、全海水オンラインシンポ

2021年3月5日

各地をネットワークでつないで開催

 ブリやタイ、フグ、カンパチ…。養殖魚への注目はますます高まっている。天然魚の資源管理が厳格になる中、政府が打ち出した農林水産物・食品の輸出目標においても要は養殖魚だ。水産経済新聞では新型コロナウイルスの蔓延で消費や生産の形が変わる中、その実態にスポットを当てるため全国海水養魚協会の正副会長に現状を語ってもらうオンラインシンポジウムを企画した。水産庁の黒萩真悟増殖推進部長から国の施策、方向性についても説明を受け、鹿児島大学の佐野雅昭教授をファシリテーターに迎え、養殖業が成長産業化するための方向性を探った。

■出席者

・黒萩真悟氏(水産庁増殖推進部長)

・長元信男氏(全海水会長/JF東町漁協組合長<鹿児島県>)

・竹田英則氏(全海水副会長/JF久良漁協組合長<愛媛県>)

・前田若男氏(全海水副会長/JF福良漁協組合長<兵庫県>)

・深川英穂氏(全海水副会長/熊本県海水養殖漁協組合長<熊本県>)

ファシリテーター

・佐野雅昭氏(鹿児島大学教授)[....]