食品産業取引慣行実態調査、10年で約10ポイント改善

2022年6月9日

食品産業センターは今年2月に食品メーカー1700社に対して実施した食品産業における取引慣行の実態調査「2021年度食品産業における取引慣行の実態調査報告書」をまとめた。取引慣行における小売側の改善は前回調査とほぼ同じスコアで、過去10年間では約10ポイント改善している。

       ◇       ◇       ◇

 1995年からほぼ毎年行っている実態調査の今回の有効回答企業数は前年よりやや減って294社となった。

 前回調査と比較して、調査項目への要求・要請についてはすべての項目でほぼ同じか減少した。不当な値引きを除いた調査6項目は過去10年間の中で最もスコアが低かった。[....]