遠洋マグロはえ縄漁船・第35漁福丸が地元で水揚げ

2020年2月14日

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巨大マグロの陸揚げを見守る地元市民ら

 遠洋マグロはえ縄漁業の?漁福(吉田雄二社長)が昨年3月、国のもうかる漁業創設支援事業を活用して建造した第35漁福丸(499トン)が初航海を終えて10日、本社のある福島県いわき市の小名浜港に帰港し漁獲物の一部約30トンを水揚げした。

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 漁福は、いわき地区に3社あった遠洋マグロはえ縄漁業会社の漁業部門を集約し2017年に設立した会社。既存船2隻と第35漁福丸を含む新船2隻の4隻体制で稼働率の高い効率的な集団操業を行っている。

 第35漁福丸は、遠洋マグロはえ縄漁船としては国内最大級のサイズに加え、360トンと従来より60トンほど大きい魚倉容積を確保しているのが特徴。[....]